「ゲーマー」は嫌い?好き?それぞれ感じ方があるかもしれないけど、さほど悪いものじゃないよね、「剣士」。そうは考えない?

喜んで自転車をこぐ君と飛行機雲

冒険を蔑ろにしてはいけない


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陽の見えない土曜の日没は目を閉じて


大学生の頃、株に関心をもって、買おうかと考えてたことがあるのだけれども、たいしたお金ももっていないので、購入できる銘柄は限られていたから、あまり魅力的ではなかった。
デイトレードに興味があったのだけれども、しかし、汗水たらして稼いでためたお金があっさりとなくなるのも怖くて、買えなかった。
証券会社に口座はつくって、使用する資金も入れて、パソコンのエンター一つ押すだけで買えるように準備までしたけれど、怖くて購入できなかった。
一生懸命、働いて得た貯金だから、稼いでいる人たちから見たら少額でも無くなるのは恐怖だ。
けれども一回くらいは買ってみたい。

雨が降る火曜の明け方に焼酎を
今日この頃、フィクションを読み進めることはわずかになったが、一時前に北方さんの水滸伝に夢中になっていた。
別な水滸伝を読んだ時は、かったるくて、心酔しなかったが、水滸伝の北方版を読んだときは、興奮して、読み進めるのが止まらなかった。
会社の業務のなか休みや家に帰ってからの夕食中、湯船の中でも読破して、1日一冊ずつ精読していた。
作中人物が血が通っていて、雄々しい登場キャラクターがたいそう多数で、そんなところに心酔していた。

騒がしく口笛を吹く友人とぬるいビール


旅に行きたくて仕方がなかった地、それは静岡県の真鶴だ。
ここを知ったのは「真鶴」というタイトルの川上弘美さんの小説。
いろんな解釈があり、自分の幼い頭では、まだまだ深い感動はできていないと思う。
だけど、ストーリー中の真鶴の様子が好きで、行ったことのない真鶴に憧れていた。
静岡県熱海市と、神奈川県小田原市の真ん中に位置する所がここ。
突き出た部分が真鶴岬。
岬の少し先、海上に見えているのは三ツ石という石が3つ。
一番大きな石の上には鳥居があって、干潮になると歩いて渡れる。
縁があって、本物のこの様子を見に行くことができた。
私のデジカメのメモリーはここの風景写真がいっぱい。
宿のおじさんに真鶴が好きだと話すと喜んでくれた。

一生懸命お喋りする君と飛行機雲
ある雨の日のこと、少年はママからお使いをたのまれて、ハクサイとねぎと豚肉を買いにいくところだった。
少年はこっそり笑った。
今夜はおなべだ!やったぜ!…と。
しかし、ありえない事が次の瞬間に起きた。
なんと、ポケットに入れていたはずのおつかいのためのお金2千円が、無いのである!
少年はお店の支払い所に並んでいる時、大丈夫だよね、とポッケの中に手を入れて確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金が無くなっているのに気づいたのだ。
怒られる覚悟を決め、少年はしかたなく手ぶらで家路につくことにした。
今後は、お金はクツかくつ下に入れることにしよう。
少年は涙をこらえつつ、そう決意した。

陽気にダンスするあの子と暑い日差し


新聞の記事に、女性の眉毛に関して、なかなか面白い話がまとめてあった。
なるほど、と思えば、急に色香まで感じられるので面白い。
一見すると、恐ろしく見えるが、江戸の頃は既婚者である女性の証だという。
真相を知ると、実に色っぽさも感じられるので不思議だ。

汗をたらして熱弁するあなたと季節はずれの雪
友人のマンションのベランダにて育っているミニトマトは、不幸なミニトマトなのかもしれない。
枯れる直前まで水をあげなかったり、たまにお茶をあげたり、コンソメスープをプレゼントしてみたり。
酔った私たちに、ビールを飲まされた時もあり。
ミニトマトの親である彼女は、今度好奇心でトマトジュースを与えてみたいらしい。
もうトマトの心は完全にシカト。

月が見える仏滅の午前は椅子に座る


人それぞれに、好きなものや気になるものがあると思うけれど、どんなものか聞くのが好き。
友人に聞いてみたところ、お金、パステルカラーの洋服、恋人の事が好きとの事。
プラス、男性の血管の出た手の甲。
最後に、ヨーロッパ系言語の響き。
私には理解できない。
リンゴ飴、肌に直接厚手のニット、女っぽい香水、声のかすれた男性が好きだと、伝えた。
なかなか分からないと言われた。
まさにこれは、フェチという部類らしい。

怒って大声を出す彼女と紅葉の山
太宰の人間失格を読んで、主人公の葉ちゃんの考えも理解できるな〜と思った。
彼は生きていくうえで誰でも持っている価値観を、たくさん持ち合わせている。
そんな部分を、自身の中だけに秘めないで、アルコールだったり異性だったりで解消する。
クライマックスで、葉ちゃんの知り合いのママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
その部分で、葉ちゃんは不器用なんだろうなと、必ず切なく思ってしまう。

前のめりで跳ねる姉妹と失くしたストラップ


子供がマルモダンスをまねしている。
私と妻は教えていないけれど、3歳なのに一生懸命踊っている。
テレビでマルモダンスの音楽が聞こえると、録画した映像を見ると主張して泣く。
映像を流すとエンドレスでずっと休むことなく見続けている。
父親だから、テレビの映像を見ているよりも本を見たり、おもちゃで体を使って遊んだりするほうがいいのだけれど、忙しい時はテレビなどにたよってしまう。
少しでも、遊んであげたり、本を読んであげたりしようと思う考えている。
大きくなったら必ず巣立っていくものだから、今遊んでおくのも自分の為だ。

ゆったりと踊るあなたと冷たい雨
いまどき珍しく、私の部屋は、冷房も暖房器具もついていない。
そのために、扇風機と冷たいお茶をそばに置いて勉強をする。
つい最近、扇風機を動かそうと考え、回転しているまま持ってしまった。
その後、扇風機の中身が止まったので「どうしたんだろう」と不審に感じ、じっくり見た。
どういうわけか自分で理解しなかったのが、邪魔をしているのはまさかの自分の人差指だった。
手を放すと、また扇風機は回転を始め、自分の指からは血が垂れてきた。
なにも感じることもなかったが、しっかりしようと心に留めた。




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